無駄に買ったドメイン

ехамрӏе.com example.com ではありません。よく似た何かです。

ようこそ。ここは example.com のそっくりさんになるはずだったドメインです。 ラテン文字は1文字も入っていません。7文字すべてキリル文字です。

еU+0435
хU+0445
аU+0430
мU+043C
рU+0440
ӏU+04CF
еU+0435

ちなみに真ん中の м は M の小文字ではなく、キリル文字の「エム」。だからよく見ると「exaмple」になっています。惜しい。

何が起きたのか

  1. 本当に欲しかったのは、m だけ本物のラテン文字にした ехаmрӏе.com。これなら見た目は完全に example.com です。
  2. AWS で買おうとしたらエラー。Spaceship でもエラー。お店が悪いのではなさそう。
  3. 犯人はたぶん文字種の混在。ドメインの1ラベルにキリル文字とラテン文字を混ぜるのは、なりすまし対策でレジストリが受け付けません。正しい。とても正しい。
  4. 「じゃあ全部キリル文字ならどうだ」と、試しに買ってみた。
  5. 買えた。
еCyrl
хCyrl
аCyrl
mLatn
рCyrl
ӏCyrl
еCyrl

取りたかった方。青い1文字だけラテン文字で、これが混ざっているせいで登録できません。

で、何に使うの?

特に使い道はありません。

強いて言えば、このページを載せていることと、メールが届くことくらい。 ブラウザによってはアドレスバーに xn--80ajb1au1a38g.com と表示されるので、本人ですら「どこだっけ」となります。 ホモグラフ対策はちゃんと効いている、という確認にはなりました。

念のため

本物の example.com は IANA が説明用に予約しているドメインで、ここはそれとは何の関係もありません。 誰かのふりをする予定もありません。ただの、ちょっとした出費の記念碑です。